結果を出せる人になる!
「すぐやる脳」の作り方を読んでみた

2017/10/12

大人の読書感想文第2弾!!

脳科学者で有名な茂木健一郎さんをご存知でしょうか?
どんな方なのかお会いしたく、講演会にも行ったことがあります。
常に動き回っていて話すのも早い!(笑)そんな印象です。

情報に溢れる現代だからこそ脳の使い方も大事なのかな(・∀・)
なんて思います。

今回も自分の体験と共にご紹介していきたいと思います。

 

結果を出せる人になる。すぐやる脳のつくり方の画像

 

?すぐやる脳について?

直ぐ動けないというのは、実は脳科学でいうと前頭葉が指示通りに機能しているため抑制がかかっている状態を言うらしいです。

悪いことではないのですが、考えすぎてなかなか動けないということになってしまう。
大事なのは手にしたい結果を見たときに、その脳の使い方で手に入るのかどうかということだと思います。

抑制を外すには、「すぐやるを習慣化すること」で抑制が外れていくそうです。
その中に脳内に柔らかいToDoリストをつくれというものがあったので自分なりに実践してみました。

それは、どれほど自分が仕事を抱えていても、スタッフから依頼されたものを最優先して超高速で仕上げるというシンプルなものです。

軌道に乗っている自分の仕事を手放して他のものに意識を向けるのは、私にとって相当負荷がかかります。
最初はなかなかできず、悔しさからイライラしていました(笑)

しかし、

1.脳を切り替えること

2.仕事を早く仕上げるためにはどうしたらよいか瞬時に考えて判断すること

3.無意識でとりかかること

この3つを鍛える事が一番効率が良いと思いました。
日々の仕事の中に組み込めるので、毎日レッスンができて効果も実感できるので楽しいですね☆

1週間目は上手くいかずイライラしました。
2週間目は上手くいくときといかないときでイラくらいです。
3週間目は何となくイケてる?って感じです。
4週間目はいい感じ♬

こんな事を繰り返して3カ月もすると習慣化され、今では自分の仕事のスタイルとして身に付いています。
社長にも「もうできたの!?早いね!!」なんて言われて、たまにドヤ顔が隠せていないのは否めないですね( ̄▽ ̄)

何も知らないスタッフにはご迷惑をおかけしたかと......反省!!

今年の6月から店長に就任して視野が広がった為、いっぱいいっぱいになってしまい同じことでもとても難しく感じてしまうようになりました。

そこで、さらなるレベルアップが必要だなと感じてまたこの本を読み直しました。
読み直していくなかで、茂木さんの講演会で聞いたグリットという言葉がよみがえってきました。

皆さんはグリットという言葉をご存じでしょうか?

 

?グリットとは??

最近本屋さんのビジネス書欄でもよくみかけるグリットという言葉ですが、やり続ける力という意味だそうです。
やり続けることが重要だというのは何事にも共通していると思います。

しかし、そのグリットを貫いていくのって中々難しい。
そこで知っておくと気持ちが楽になるのが、ベストエフォート方式(最善努力)という考え方です。

これは、あきらめてやらないよりも途中からでもやった方がいいじゃないかというものです。

例えばダイエットなどで糖質を制限している最中に急遽会食が入ってしまっても
「これでもうダメだ」ではなく「明日に調整しよう」とあくまでも長期的な目線で捉えるというのがポイントなのだと思います。

真面目で完璧主義な傾向にある私たち日本人とっては知っておくとだいぶ楽になれる考え方なのではないかと思います。

ここ何年も取り上げられている鬱や精神疾患になりやすいのも、この真面目で完璧主義の性質が影響しているのではないかと言われています。

私も身内、友人、知人に鬱を抱えている人がいます。
彼女彼らもベストエフォート方式(最善努力)といった考え方を知っていたら少し違っていたのかなとつい思ってしまいます。

自分と違った考え方や、価値観を学ぶことってとても大切なんだなと改めて思いました。
もしも皆さんの周りで、真面目で完璧主義者な傾向が強い方がいらっしゃったら、どうかベストエフォート方式って知ってる?( *´艸`)なんて面白可笑しく伝えてあげてください。

日本の0.01%でも鬱の発症が軽減できれば、この感想文も書いた意味があるのかな?なんて思います。

日本は恵まれた豊かな国です。本来の心の豊かさを誰もが感じられる時代に。それが私のビジョンです。
ビジョンに向かって今日も脳を鍛えていきまーす!(笑)