気合と根性って古い?

2017/11/23

私は幼いころから母に「気合と根性だ!?」と言われて育てられました。

しかし、平成生まれの私はどこか冷めていて小学生のころ、母とケンカ?した時に「今は気合と根性で乗り切れる時代じゃない!!」と反発したのを覚えています(笑)
気合と根性が全てとは思いませんが、切り替えるスイッチは持っていてもいいのではないかなと思います。

今回は気合と根性について最近あった出来事を通してお伝えしたいと思います。

 

気合って大事

私の母は今年の8月でちょうど還暦をむかえました。

そしてつい最近、母は60歳にして人生初の手術を受けました。それは人工関節を入れる手術です。
もともと活発でがんばり屋な性格もあり、スポーツを好んでしていましたが60歳にもなると身体に負担がかかっていたのか、股関節が砕けてしまったのです。
それこそ普段は痛み止めを飲んで気合で過ごしていましたが、いよいよ辛くなり、手術を受けることにしたそうです。

母は人生初の入院と手術で不安がっていたので、私も付き添いました。人工関節を入れる手術は4時間ほどかかりました。
身体の負担を考えて一気に両足の手術を行ったので、主治医は「リハビリが大変だと思います」と言っていました。

しかし、先日のお休みにお見舞いに行くとまだ手術から1週間も経っていないのに歩行器を使って歩いていました。
歩いてロビーまで行って話していると、「来週には外を歩くリハビリができるようになる」や「月末には退院して車に乗って出かける」と、目標を立てていました。

しかも目標を立ててがんばっている母の姿が、とても生き生き✨して楽しそうに見えたのです。
最後には「気合と根性で乗り切る?」と笑っていました。母強し(笑)

気合と根性を母は自分自身で示しています。改めて我が母ながらすごい。
そして、私の打たれ強さとポジティブさは母から受け継いだのだと思いました。

 

信じること

母を見て思ったのは、「こうなろう!」と決めるというのはとても大事だということです。
そして「こうなろう!」と決めたら、目標を立てて1つずつ達成していくと、自分や周りが思っているよりも早くゴールに近づけるということです。

ここで重要だなと感じたのが自分を信じることです。

お見舞いに行って話していた会話の中に、母は「できないかもしれない」や「もしもダメだったら」などという言葉はありませんでした。
「自分ならやれる!できる!」と確信していたのでしょう。

これは何にでも共通すると思います。

自分も美容師の国家試験の時は同じような気持ちでした。
1週間前に練習のやりすぎで、腱鞘炎になったりなどハプニングはありましたが、「私なら合格できる!?」と信じていたので緊張はありましたが、不安は全くありませんでした。

私の場合はそれまでに練習してきたことが自信になっていたのだと思います。
母も今までたくさんのことを乗り越えてきての60歳です。今までの経験が自信になっているのでしょう。

「よし、やるぞ」という意気込み=気合や、目標を達成するまで続ける努力=根性は、平成という時代に関係なく私は大事だなと思います(*^_^*)

まとめ(まとめ)

◆気合も根性も時には大事

◆気合と根性で乗り越えた経験は自信にもつながる

 

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