大人の読書感想文第4弾!!
映画化もされた「もし野球高校のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」通称「もしドラ」を読んでいます。
きっかけは私が店長になったときに、信頼している友人が「何か気づくことがあるかもよ」と勧めてくれたので読み始めました。
今回もこの「もし高校野球のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の内容に自分の体験を交えてご紹介したいと思います。
マネジメント
マネジメントという言葉からどんなものをイメージしますか?
私は管理することや管理する人をイメージします。
そんなイメージから、マネジメントは数字が得意な人やマメな人が向いているんだろうと思っていました。
しかし、この本を読んでみると、どうやらそうでもないらしいのです。
マネジメントに必要な資質とは「真摯さ」だそうです。
真摯さとは何か…気になる人はこの「もしドラ」や「ドラッカー」をお読みください(笑)
目標について
様々な場面で目標を立てることがあると思います。そして目標を達成するには管理する能力も必要です。
立てた目標を自分で管理することで、いま何をすることが最善なのかが明白になるからです。
もしドラが野球部を取り上げているので、私も中学生のときに在籍していた剣道部のことを例に挙げたいと思います。
私が学生時代に所属していた剣道部は地区の中でも最弱といわれていました。
私が中学1年のとき、部活に行くと先輩が袴にも着替えずにお菓子を食べながら雑談をしているような環境でした(いま思えばよく入部したなと思います(笑))。
初段をとっている先輩も1人2人しかおらず、入部したての私は初段を取得するのってそんなに難しいものなんだなと思っていましたので、中学の3年間のうちに初段を取得することが私の目標になったのです。
目標が決まったので、あとは初段をとるために稽古を積むという感じでした。
基本のすり足や素振りから始まり、防具をつけるようになるまでは先輩に動きを教わるという感じでした。
私は自分が苦手だなという動きを休憩のときに自主的に練習して、その日の稽古が終わってから自分の課題は何か、明日はどんなことを意識しながらやるか、いかにその課題をクリアできるか、どうやったら目標達成に近づけるかを考えていました。
そして翌日、前日の課題を実践して上手くいったかどうかなどを自分なりに考えていました。
そして防具をつけるようになってからは、同期に自主練を付き合ってもらいました。
そんなことを日々繰り返していたら、2年生の春で初段を取得することができたのです。
最短距離で目標を達成できたので、自分でもびっくりして、あの感動と達成感はいつ思い出しても自分の支えになります。
ここでの管理とは、いまの自分の状態を把握することだと思いました。
目標に対してのいまの自分はどのくらいの位置にいるのかということを知って、初めていま何が最善なのかを考えることができるのです。
そして最善が何かを理解できたら実際にやってみること。そして、そこから効果があったのかどうかを確認することも大切だと気づきました。
私なりにシンプルにまとめると
1、 目標を決める
2、 プロセスを考える
3、 実践してみる
4、 自分の課題に気づく
5、 改善策を実践する
6、 効果性を確認する
といった感じです。
あくまでも私個人の体験からの学びです。
もちろん当時の私は無意識です( *´艸`)
書籍にも似たようなことが書いてあったのでシェアしてみました。
ちなみに私が中学2年生のとき、弱小な剣道部の先輩が引退試合時に負けて涙を流す姿を初めて見ました。
そのとき、私は悔し涙よりも喜びの涙がいいなと思いました。
私が描いた喜びの涙は地区大会の団体戦で入賞して、閉会式で学校名を呼ばれて表彰を受けて、みんなで「やったね!」と喜び合うことでした。
その後、部長になった私は部員にビジョンを語りました。
そしてそのビジョンに賛同してくれた仲間が外部の道場で指導してくれた先生と顧問に交渉して、コーチをつけてもらうことに成功しました。
そこから顧問も近くの学校と交渉して、合同稽古や練習試合を開催しました。
そしてこの私のビジョンは最後の引退試合で実現されました。
ビジョンを描いたり、目標を決めたりすることでみんなで一緒に成長できるんですね(*^^*)
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