読書感想文【星の王子さま サン=テグジュベリ】を読んでみた

2018/02/02

大人の読書感想文第5弾!
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私がこの本と出会うきっかけを下さったのは60代のお客様でした。
月に1度は本を読むとお伝えしたらすすめてくれたのです。
今の時代にこそ必要な1冊に思うとおっしゃっていました。

タイトルは聞いたことがありますが、今まで読んだことがなかった作品です。
今回は私の大切なお客様からすすめていただいた星の王子さまを読んで感じたこと、気が付いたことをシェアしていきます(*^-^*)

 

 

素直が一番

何をもっているか、どんなこと成し遂げているか(例えば学歴や社会的地位など)が優先され評価されている。

本当に大切なものが何か?ということが書かれているように感じました。

大切なものは目に見えないですね。

 

王子さまの星にいたバラは素直になれず言葉で王子さまに誤解を与えてしまい、王子さまは本当に大切なことを見ようとせず、バラの言葉をそのまま受け取って不快な気持になりお別れを決めます。

そして最後の最後に素直になったバラに言われた「愛してる」の言葉は衝撃的でした。

 

これは私の想像ですが、バラは自分の存在を認めてほしかったのかなと思います。

自分で動くことができず、生きていく為には王子さまに頼らなくてはならないし、自分が王子さまの為にしてあげられることが何もないと思い込んでしまったのかもしれないですね。

 

そんな悔しさやもどかしさから素直になれなくなってしまったのではないかな?なんて思いました。

 

愛している人の役に立ちたいのに何もできないって思い込んでしまうととても辛いし寂しく感じてしまうと思うんです。

バラは王子さまにお世話をしてもらったことに、王子さまはバラに星をバラの素敵な香りでいっぱいにしてくれたことにとお互いに感謝の気持ちを持って関わることができたらハッピーだなと思いました。

 

何はなくとも目の前に存在してくれていることに感謝の気持ちから関わることって大切だなと改めて感じました。

 

人との繋がり

 

出会ったこと自体「愛」で繋がっているようにも思います。

しかしそこを自覚するには自分から進んで関わって目の前の方が自分にとって特別な存在と感じることが大切なのかもしれません。

それは王子さまが関わったキツネが教えてくれたことです。

 

今はケータイを使ったSNSが便利でいろんな方とネットで繋がることができます。

私が衝撃を受けたのは「LI〇Eでコミュニケーションが取れるので大丈夫」といっていた人がいたことです。

 

確かに早くて便利ですが私はコミュニケーションというよりは情報を共有するためのツールの一つと認識しています。

本当の人との繋がりは自ら関わることで育まれていくものだと思います。

 

今一度コミュニケーションについて自分の在り方を見直すきっかけを与えてくれた本でした。

紹介してくださったお客様には感謝です(^^♪

 

興味があるかたは是非読んでみてくださいね。

また読んだことがある方も今読み返してみるとまた違った気づきがあるかもしれないですね☆

 

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